一八のれん会といえばこの色の暖簾。
この色の暖簾は一八会で作っているのかな!?
店内こんな感じ。
テーブルのみ、小上りは地元の物や、この店で作ったものを並べて売っている。
テーブルには灰皿がマストアイテム。
基本調味料に梅干し。
そしてこちらがその梅干し。
20年前の申年の物だそうだ。
これだけでもいい値段が取れそうな代物である。
メニューは壁にあるのみ。
完全な麺類食堂のラインナップ。
中華そばに木の葉丼が私を誘うのだが…。
子供がチャーハンを熱望。
ナプキンに包まれたスプーンが昔ながらの麺類食堂の証である。
チンチコチンに熱いお吸い物。
上品な味付けであるが出汁がしっかり味わえる。
柳橋一八でも丼ものにはお吸い物がついてきた。
本店からの暖簾分け店は丼ものにお吸い物がつくのかしらん!?
柳橋一八 中華そば、ミニ木の葉丼
こちらのお吸い物はかまぼこに、お正月に近いためか正月菜(餅菜)。
正月菜は愛知県独特の葉物野菜である。
http://www.pref.aichi.jp/engei/dentoyasai/list/motina.html
中部のお雑煮に欠かせない野菜である。
中部地方のお雑煮ついてはまた機会があったらご紹介したいと思う。
そしてチャーハン。
焼きめしと呼びたいビジュアルである。
優しい味わいのチャーハンで3歳児がたべるたべる。
奥さんの鍋焼きうどん。
こちらもあっつあつのぐっつぐつで出てきます。
ふたを取るのに手間取っていたら、お姉さんがふたを開けてくれました。
心も体も温まる一品でした。
色目は薄いですがしっかりした味付け。
昭和の労働者を支えてきた味付けですね。
やはりかまぼこがお正月っぽい。
こんな気の使い方がまたいい店の証ですね。
そしてきしめん。
花かつおがどっさりかかっていて中身が見えません。
具は正月菜にかまぼこ、そしてでっかい油揚げ。
麺は製麺系。
汁はノスタルジックなきしめんとは言えない薄い色ですが、味付けは結構しっかりしていて、やはりこの店は昭和の労働者を長年支えてきたお店なんだなと歴史を感じさせてくれます。
出前がメインだという桑名一八さん。
もう30年くらい前のお話になりますが、店屋物を頼むってのはちょっとしたイベントで、時たま父がいない日に母が「今日は店屋物でいい?
」なんて言い出すと小躍りしてしまう感じでした。
電話帳と一緒に置かれた蕎麦屋のメニューから何を頼むか決め、母が電話する。しばらくするとカブにのった蕎麦屋屋の若い衆さんが裏口に現れる。食卓に並んだそばにうどんがやたら美味しいそうで、支払いをしている母親が食卓に着くのを待てないくらい早く箸をつけたかった、あの店屋物がここにあります。
家の近所にあれば出前でお願いしたいなぁ~っと思ってしまいました。
こちらのお店はいつからやられてるんですか?
から始まって、旦那さん、奥さん、娘さんと長い時間お話をさせていただきました。
一八のれん会の歴史、現状。麺類食堂の現在、過去。そしてこちらのお店のこと。
私もだんごやの倅なので、なんとなく職人のお父さん、それを支えるおかあさん、その二人に育てられた娘さんの会話の雰囲気が、実家に帰ってきた感じで、歳の瀬の忙しい時期なのに、迷惑を顧みず、ゆっくり長い時間お話をさせてもらった。
おかあさん、娘さんが外まで見送りにきてくれる。旦那さんはもちろん出前に行き不在である。
「うちも、もう辞めますよ」というお母さんに、自分の実家のことも思い出し、頑張って続けてくださいとも言えず、店を後にします。
また近いうちに”メモ”を持って再訪しなければと心に誓う。
桑名一八 きしめん、チャーハン、鍋焼きうどん
0594-21-4567
三重県三重県桑名市東方298-3
営業:11:00~23:30
定休:木曜
のれんなし メニュー
201412訪問確認
備考:本店最後の暖簾分け店、創業昭和45年
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