店構えは老舗といった感じではない。
駐車場は店の裏に完備されている。
暖簾の商標登録…。
なぜか名古屋のうどん屋さんには悲しい話が多い。
暖簾分けしたお店が染め抜いてある暖簾。
卒業文集みたいだ。
メニューが手書きである。
そばがメニューにあるのも怪しい感じがする。
一日3種類もの麺を打つってのはかなり難しいことだと思っている。
私の好きな木の葉丼や志の田丼もない。
奥さんが頼んだ味噌煮込み定食。
味噌煮込みも私はブログで取り上げないメニューの一つである。
米と漬物がうまいとその店のセンスの良さを感じる。
赤みそが強い!?濃厚な味噌煮込みである。
そしてきしめん。
ほうれん草が生で乗っているのは初めて見た。
かまぼこに揚げが乗っていて、花かつおがどっさり、私のイメージ通りのきしめんである。
一口すすってみる。
喉越しが悪くない、そしてもっちりした歯ざわり。
甘めだが、癖のない出汁。名古屋クリムゾンといわれる濃い出汁の色だが醤油臭さは感じない。
美味い不味いはじょばんにさんが的確に言い表している。
”このお店のきしめんは,名古屋を代表する”きしめん”の一品とされている.
昭和天皇も食されたというこのきしめん.
その味を云々する意味などないのだろう.
名古屋のきしめんとは,このようなものだと理解するればそれでよいのだ.”
「jov’s house 一八本店」
私もこのようなものだと理解することにした。
私のなかに”きしめんのベーシック”ができた。
今まで私は製麺会社系もしくは名古屋めしとして関東に伝わってきたきしめんしか食べたことがなかったらしい。
蕎麦でたとえれば私には簡単な話で、製麺屋の蕎麦が打ち立て茹でたての手打ちに勝てる訳がない。立ち食いそばと手打ちをうたっている蕎麦屋と比較することなんてない。同じ蕎麦でも大前提が違うのだ。
しかしきしめんは立ち食いと手打ちを同じ土俵で比較されているから、特に私のような異国民には伝わらない部分が多い。
名古屋の人も「新幹線のホーム!それは名物だから地元の人は食べないよ。あの店の手打ちでも食べてみな!」とか言ってくれればいいのに!
名古屋めし!の現在さんみたいに「おめゃぁさんらには、大推奨だでよ、「浅田屋」でいっぺん、食べてみやーて。」って言ってくれればもう少しきしめんを食べていたかもしれない。
もっとも前記の通り、きしめんが嫌いだから食べなかった訳ではなく、他に食べたいものがありすぎてきしめんまで食べる余裕がなかった。ってのがきしめんを食べない理由の大半を占めていたので、じゃあ、これからはきしめんを食べ歩こう!っとは考えないかもしれない…。
っが、ノスタルジック食堂をふらつく時に、楽しみ方が一つ増えたことはうれしい。
昭和40年代のメニュー。
私の求めるノスタルジック食堂のメニューがすべてある。
ノスタルジック食堂めぐりはまだまだ続くのである。
一八本店
052-321-0475
愛知県名古屋市中区橘1-5-14












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