お父さんの資産運用~序章~

お父さんの資産運用

まあ、子供には金がかかる。

子育て無理ゲーとかチャイルド・ペナルティって言われるのは本当に分かる!

妊娠すれば通院にサプリメント。マタニティーヨガにスイミング。つわり時に食べられるものを探して東に西に駆け回る。ベビーカーにチャイルドシート。哺乳瓶にお包み、お迎え用のドレスなんかも見栄を張ったりすると目も当てられない。

生まれたら生まれたで、毎日のミルクにおむつ。

やっとおむつがとれたぜ!っと喜んでいると、幼稚園の授業料に給食費。ランドセルの価格高騰は止まらないし…。

内閣府の報告によると乳幼時期で50万~60万かかるようだ。

家庭と社会全体の子育て費用

小学校に上がると、なぜ義務教育が提供する給食なのに金とられるんだ!?なんて疑問をよそに、そろばん・習字道具・裁縫道具などの教材費を追加される。習い事の月謝にはびっくりする。

高校は授業料無料つったって、制服に教材費はかかる。親と遊んでくれなくなるわ、友人たちの高額遊行費を請求されたりする…。

そして最もびっくりするのは、”子育て卒業試験”となる大学の学費である。

初年度納入金が150万円から始まり、国公立か私立、学部にもよるが、4年間で1000万くらいかかるのかな?

大学の学費はどのくらいかかる?

そして我が家は3姉妹。成人式は早めに廃止の方向でお願いしたいと切実に思うし、結婚式は…、まだ考えないでおこう。

子育て無理ゲー!我が家には無理!!っと叫びたくはなるのだが、かわいい我が子の為、なんとか人並みに、みっともない生活をさせないためにお父さんは頑張るんです!

フランスの偉い学者ピケティ―さんは言いました。

R>G

資本の成長率は労働によって得られる賃金の成長率上回る。資産所得の方が労働所得より成長しますよ!ってことだ。

働けど働けど猶わが生活(暮らし)楽にならざりぢっと手を見るby石川啄木

馬車馬のように働き、残りのわずかな時間を家族サービスに充てているだけじゃ娘たちに一般的な生活を自分の生活レベルを子供に受け継げない世の中なのだ。

そんな訳でかわいい我が子の為にお父さんは資産運用をしている。

実はアタクシ、バブル景気を記憶している。Japan As Number One。日本人が言いだした訳ではなく、その頃世界は日本をそう見ていた。

就職前だったので、バブルを謳歌した訳ではないが、24時間働き、24時間遊んでいた日本人を知っている。勇気のしるしBY牛若丸三太郎

アメリカの魂を買い取ったと言われたロックフェラーセンター買収。山手線内側の地代がアメリカ全土と同額だった。ハワイは東京都の24番目の区になったとか、千昌夫が半分持っているとか。現金支給が基本だったのでお茶くみの給料袋が立ったとか。就職試験に行けば足代で数万円もらえたとか。週末はグアムだとか。フランスのブランド店には日本人専用入り口があったとか。現在の日本では信じがたいバブルのエピソードを上げればきりがない。

まだ学生だったアタクシも、今晩は何軒で奢ってもらい飲めるかを競い合い朝5時まで飲み、ラーメン屋や牛丼屋で収支報告をしていた。時には同伴前に鉄板焼きで食事をし、アフターでファミレスに連れて行くなど学生ではあるまじきことをしていた。お金はないが若さはある!っと、その時は思っていたが、生活費は親持ち、時給2,750円の天ぷら学生は、令和4年50歳三姉妹の父よりよっぽどお金を持っていたのだ。

そんなバブルもアタクシが就職する前には弾け、理系の先輩さえ就職先が無くなり、金融業についたりプロボクサーになったり…。飲み屋では、なにかと奢ってくれたオジサンたちが鳴りを潜め、バブル崩壊を生き抜いたシブトイ親父しか見かけなくなった。

アタクシの父上もシブトイ親父の一人でして、バブル崩壊後「株を買え!」っと証券マンを家に呼びつけ、姉とアタクシに〇〇〇万円分の銘柄を選ばせた。

ちなみにその時購入した投資信託は30年ちかく放置したが、元値には戻らなかった…。シブトイ親父にアタクシの意見を伝えると「人の金で勉強できて良かったな。」っと返された。

そんな訳でアタクシは資産運用とは付き合いが長い。

しかし、お金の知識はギャンブラーの父から教えてもらったものしかなく、投資と言うより投機を続けていた。投資信託にアジア株、外貨建て預金にFX、信用取引で奥さんに言えない程度の資金を溶かした…。今なら「内容の分からない物を買ってはいけません!」っと子供に教えられるのだが、その時はなんとなく儲かりそうとお金を動かしていた。所謂”鴨葱”が鍋まで背負ってやってきた状態であった。

現在は家族を守るために、少しだけ勉強いたしまして…。国の設けたNISAにIDECOでインデックスファンド、日本の高配当株をガチホールド、優待狙いを少々といった感じである。ギャンブルも依存症なのでちょいちょい信用取引やFXに手を出し後悔するときもあるんですが…。

2022年4月から金融教育が必修化され、「お金の授業」が始まったのは良いことだと思う。義務教育でやらなければいけないことだとは思うが、高校進学率が96%を超えているので悪くはないと思う。成人年齢までに公的機関でお金について学べることは素晴らしいことだ。

何せ日本人はお金の話を嫌い人の子にお金の話をすることはない。子の金融リテラシーは、親のものでしかないのだ。

カエルの子はカエル。アタクシのようなギャンブラーの子はギャンブラー。金持ちの子は金持ちに、貧乏人の子は貧乏になるしかない今の日本を覆す可能性のある政府方針は、親としても納税者としても納得がいくものである。

中学生・高校生のみなさんへBY金融庁

昔の日本全国の親が「貯金をしなさい!」っと子供に教えていたのは、1970年代郵便局の金利は6%以上、銀行の金利は7%以上あったからだ。お金が倍になる72の法則で計算すれば、郵便局で12年、銀行で10年で倍になったのだ。庶民はせっせとお金を稼ぎ、節約し、貯金し、増やし、悠々自適な隠居生活を迎えていたのだ。

しかし、時代も金利も変わり、令和の時代メガバンクも郵便局も金利が0.002%くらいだろうか。倍にするには「生きている間には無理」っとなる。親は貯金以外の資金運用を覚え、金融教育を子供に施さないと、自分たちの生活レベルは子供に引き継ぐことはできないのである。

2022年現在、経済成長期の銀行口座の代わりに成りえるのは証券口座しかない。庶民派せっせとお金が稼ぎ、節約し、年利5、6%のインデックスファンドを積み立てNISAでコツコツと積み立て、増やし、いずれFIRE!っと、口座に言葉は違えど、庶民が隠居生活を迎えるためにやることは同じなのである。

令和の現在、我が家の金融教育は、「内容の分からない物&トキメカナイ物は買わない!」、「貯金をして投資する。」である。投資も勉強も早く始めるのに越したことはないが、正しい指導者の下で学ばなければ道を誤るのは当然の理。アタクシの金融知識にはちょいと難がありまして…、子供に金融教育をするのが怖い…。

昔と違って勉強はネットで完結する。分からなかったらネットに聞け!ってのもすでに流行ではなく、今は勉強するならyoutube!視聴時間がかかるのが玉に傷であるが、大概の事は検索すれば動画が出てくる。

我が家は両学長のリベラルアーツ大学を子供たちに見せて、親も学んでいる。

教育資金(学費)の準備におすすめのつみたてNISAファンド3つを解説!byリベラルアーツ大学

我家では、子育ての卒業試験「大学の学費」はジュニアNISAで160万円を5%のインデックスファンドで18年運用し、約450万円くらいにして、このお金で大学に行くのか?高卒で働きながら運用を続けるか?本人たちに選ばせようと考えている。

ジュニアNISAは年間80万円までしか投資できなく、2023年廃止されるので、今年(令和4年)始めないと160万円までつっこめません。我が家も廃止が決まり、使い勝手が良くなったジュニアニーサに去年から飛び乗っております。妹ちゃんは15年以上時間がとれましたが、大姉ちゃんは10年しか時間がとれないので、大姉ちゃんの学費は貯金をしなきゃと思ってはいる。

【廃止決定】それなのに「ジュニアNISA」をおすすめする理由とは!?byリベラルアーツ大学

とにもかくにも、現在お金を増やす可能性のある口座は証券口座しかないし、ジュニアNISA口座を開くには、まずは親が証券口座を持ってなきゃいけない。

我が家は複数の証券口座をもっているのだが、ジュニアニーサはSBI証券を使っている。

令和4年5月現在お勧めの証券口座はSBI証券か楽天証券である。

それでもSBI証券を選んだ理由は、デイトレードがやりやすいから…。

アタクシの括りは長期保有の楽天証券短期売買のSBI証券って感じである。

なじぇにこんなエントリーを始めたかっていいますと!

アタクシの高配当ガチホールド銘柄選定時、一番参考にしていた「こびと株.COM」さんが、日本株高配当株ポートフォリオの公開を止めてしまったから。

なんとかせにゃならんと、お父さんの資産運用のお勉強を記していくことにしたのだ。

子供を育てるには金がかかるのは事実である。3姉妹を立派な大人に育てる為、お父さんは頑張るのである。

令和4年5月4日現在

日経平均26,818

NYダウ33,128

大姉ちゃん(小学校5年生):トータルリターン+9.17

お姉ちゃん(年長):トータルリターン+8.38

妹ちゃん(幼児):トータルリターン+8.19

お父さん(50代):保有48銘柄、損益率+10.61%、簿価利回り4.32

コメント

タイトルとURLをコピーしました