本日は群馬県藤岡市立石にある山田うどん新町店さんにお邪魔しました。
「ローチェ」って知ってます!?「地元密着型ローカルチェーン店」の事なんですが…。
今を時めくヒューマングルメンタリー オモウマい店の原型の東海地方局は中京テレビのPSゴールドで使われている言葉なんです。まだ全国区ではないですわな…。オモウマい店でも使うようになればあっという間に新語・流行語大賞にノミネートされそうですがね。マツコDの「ヤクルト1000」には敵わないかな!?
って、流行語大賞の予想をするなんて昭和なことを令和の今考えている懲りないアタクシ(1987)です…。
さて本題。
埼玉県のローチェ(しつこい!?)と言えば「山田うどん」である。
アタクシの知らないうちにファミリー食堂山田うどん食堂に名前を変えたのだが、山田うどんだから仕方がないと思ってしまうのである。
なぜなら山田うどんは結構大胆な経営方針の変更があるので、世代別でイメージがかなり異なるからである。
製麺所から始まった山田うどんは立ち食い蕎麦の値段で座って食べられるお店ってのが創世記のイメージだったと思う。その後、働く男たちの胃袋を満足させるよう安くてボリュームがあり駐車場が広いお店ってのが、昭和なアタクシのイメージである。その頃の通称は「山田の案山子」だったと思う。平成を迎える頃には「だうどん」としてムック本まで出る流行りようだった。令和の今、ファミリー食堂山田うどん食堂としてファミリー麺類食堂のローチェとして歩み始めたって感じでしょうか!?
それにしても案山子の顔は「へのへのもへじ」じゃなきゃいけない気がする昭和なアタクシです。今時案山子もへのへのもへじもしらんのか!?だうどんじゃねーだろ!山田の案山子だろ!!って思ってしまう50代男性既婚子供3人である…。
(2018年7月、屋号を「ファミリー食堂 山田うどん食堂」に改めシンボルマークも変更。「への字形」だった赤いかかしの口を反転して笑顔にさせた)by wikipedia
山田うどんと言ったらパンチセットなんだが…。
パンチ(もつ煮)が有名になりすぎて、うどんが忘れられていますな。
定食はすべて+αで味噌汁をうどんに変えることが出来るんですが、やっぱり「パンチセット!」と頼めば、うどんにご飯に香の物、生卵にパンチがついたセットってのが昔はあった気がするんですがね…。生卵ってのも昭和な食べ物になってしまったんですかね!?
「かき揚げ天ぷらに汁ぶっかけて!」っと、天抜き!?みたいにして一杯やったのは、今は昔の話ですな。
ファミリー食堂となったからこそ遠慮なくいただけるキッズメニュー。
お子様ラーメンセット。
お子様うどんセット。
奥様は愛知県民らしく合盛り。
期間限定の肉汁を注文しておりました。
ポテトフライはパパママカードで無料。
そしてアタクシの「パンチ、たぬきうどん、小ライス」の単品注文。
今思えばパンチセット、味噌汁をうどんに変更、生卵追加が良かったと後悔している…。
やはり香の物がついたほうがいいですな。以前と言うか店舗によってなのか!?テイクフリーの芝漬けがあって、香の物はふんだんに頂けた覚えがあったもので…、年よりの記憶は曖昧なもんですな。
埼玉県というか、群馬県は「もつ煮」で有名ですね。けんちん汁にモツを入れた感じ!?豚汁の肉がモツになった感じ!?の物をよく頂いた思い出があります。うどんのつけ汁も雑煮もけんちん汁っぽいお国柄なので、当然モツ煮も野菜がふんだんに入っているんですね。
山田うどんのパンチ(もつ煮)の特徴は、なんと言ってもシナチクでしょうね。シナチクって呼称も昭和になってしまいましたが…。
働く男の為の店って感じがまだ残る濃い目の味付けに、柔らかいモツ、シナチクのシャキシャキ感、やっぱり旨いなぁ~。
営業方針、営業形態が変わろうとも、メニュー落ちしようとも、山田うどんに来たらいただくんでしょうね。
東海在住の身としては、わざわざ埼玉まで来て食べるもんじゃないんだけど、食べられないのは寂しいと思うお店なんですよね。
そこがローチェなんでしょうね。
もっともアタクシは”わざわざ”本店へ行ったり、今は無き山田うどん唯一の立ち食いに行ったりしているんですが…。
どーでもいい話ですが、こちらの山田うどんの隣はオレンジハット。
ホットスナックが無かったのが寂しい…。
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