本庄そば202207＠JR本庄駅１番ホーム、北口バス停

本日(202207)はJR本庄駅１番線ホーム＆北口バス停にある本庄そばさんにお邪魔しました。

本庄そば
JR東日本リテールネット

本庄と言えば「ほぼ群馬」と称される、埼玉県の端っこの端っこである。
本庄駅から電車に乗ればすぐ観音様で有名な群馬は高崎。バスに乗ればオートで有名な群馬は伊勢崎。
そんなロケーションの本庄市ではあるが、一年間に大きなお祭りが２つあったり、最近ではナピラとかつみっことか、高橋ソースのカントリーハーヴェストなんかで町おこしをしているけっこう元気な街である。

そんな元気な本庄駅には立ち食い蕎麦がありまして、こいつも名物の一つなんじゃないかな！？っと思うくらい流行っている。

ホームからも、ロータリーからも利用できる便利なロケーションってのもあるんだろうが、常連客が沢山いて、開店時間は朝７時～夜８時なんだが、朝７時前からにぎわっていたりする。

アタクシは常連さんの邪魔をしないように、一回戦目が終わった７時１０分くらいにお邪魔するようにしている。

この日もアタクシのお流儀に乗っ取った訪問である。

やっぱり満員御礼ですな！

さてアタクシのお流儀ですと、何も考えず一番人気の天そばに生たまごトッピング、所謂天玉そばなのだが、なんつったって「熱いぞ熊谷」の近くに位置しているので、この日も朝から暑かったんですよ。

すると冷やしに目が行ってしまいました。

「全品冷しできます！」ってのは嬉しいですね。

しかも久しぶりの関東にいるとなれば、「冷やしたぬき」が食べたくなるのが関東もんの哀しい性でございます…。

夏メニューの冷やしあげ玉そば。

関東で言うたぬきはそばやうどんにあげ玉なので「冷やしたぬき」と銘打っても構わないと思うのだが、ここが関東の「冷やしたぬき」のヤヤコシイ所。温かいそばにあげ玉をのせ「たぬきそば」として提供しても誰も何も言わないと思うが、冷たいそばにあげ玉だけのせ「冷やしたぬきそば」と提供したら…、結構しょっぱい意見を言われると思う。

関東の冷やしたぬきそばってのは、冷たいそばに冷たい汁をかけあげ玉に刻み葱を載せる。そしてその他の具が入って初めて「冷やしたぬきそば」と言えるのだ。

基本は千切りの胡瓜とかまぼこ。関東特有のなるとだとかなり嬉しいですな。錦糸卵が入ったり、紅ショウガが入ってくることも高確率である。

まあ冷やし中華の具が冷やしそばの上に載ってると思っていただければイメージしやすいと思う。

そんな関東の「冷やしたぬきそば」なので、あげ玉に刻み葱、ワカメが乗った冷やしそばは「冷やしたぬきそば」といいずらかったんじゃないかな！？って勝手なことを考えてみる。

食券をSUICAで購入し、カウンターに並べる。お姉さんが食券と交換のようにお水を出してくれる。「山葵は付けていいですか？」の問いに「お願いします。」と答え、ものの数秒で提供される。立ち食い蕎麦は日本の最速ファストフードですな！

お姉さんの心意気に乗って、ちょいちょいっと山葵を汁に溶かし、グビっと汁を味わい、ずるずるっとそばを手繰り、ものの数分でご馳走様。

空になったどんぶりをカウンターに置き「ご馳走様！」っと声をかけお店を後にします。