四代目一八正木本店(名古屋市中区正木)

Red List Restaurant

本日(2025.8)は名古屋市中区正木にある四代目一八正木本店HPさんにお邪魔しました。

四代目一八正木本店

名古屋市中区正木にある「四代目一八 正木本店」へ、実に10年ぶりの訪問です。かつては「一八暖簾会」を巡ったこともあり、屋号が「四代目一八」に変わった今、感慨深いものがあります。
一八本店暖簾
一八(いっぱち)のれん会メモ(2016/1/3)
きしめん定食(串カツ)@正木一八2015.1

関西風の暖簾には創業明治43年。大須の「一八本店」は明治23年だから、正木一八の創業が記されているのだと思う。家紋は以前から一八暖簾会の商標登録している山昇と違うんですよね。

メニューの看板は今どきのものになっておりますが、メニュー自体は伝統的なものが記されております。

天南丼ミッケ!
天南丼とは(絶滅危惧メニューNo.1)

ウエイティングボードはなく、店内のお姉さんに声をかけ暫し待つ。10年前と同じテーブルに案内される。机上には灰皿はなく、コロナにオリンピックで様変わりした時代を感じさせる。

天南丼

なにせ人気店なので注文してから暫し待つ。
天南丼赤だし付きが提供される。香の物が欲しいところだが、メニューにもないんですよね。

欧陽菲菲の衣装如く衣をまとった海老天。高級なタイプの天南丼だ。どっちかって言うと私は昨日揚げた海老の尻尾天をネギと煮た奴が好みなんですけどね。海老天が美味しいと、アタクシの頭は天丼と認識してしまうんですよね。それでも流石たれが美味しく、美味しい天南丼となっております。

きしめん

きしめんはたまり醤油にムロアジの伝統的なもの。色目は名古屋クリムゾン。具は油揚げに青菜、鰹節ドッサリ。葱は別皿。でお手本のようなきしめんである。

新幹線のホームで食べるきしめんも良いですが、名古屋の伝統的な味を求めるなら、中京競馬場にも出店している「四代目一八」できしめんを味わってほしいと心から思います。

一八暖簾会から独立したようですが、創業から受け継がれてきた伝統の味を大切にし、次世代に伝えようとする四代目一八の心意気が、一杯のきしめんから強く感じられました。

四代目一八正木本店
052-321-8600 
名古屋市中区正木1丁目12-9 
営業:11~14、18~21:30
定休:日・祝
のれんなし メニュー

訪問履歴
きしめん定食(串カツ)@正木一八

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