喫茶室ルノアール202301

Red List Restaurant

本日(202301)は喫茶室ルノアールにお邪魔しました。
喫茶室ルノアールHP

女房子供を置いて、お仕事で東京へ。
子育てから解放されるちょいとした時間ですな。もっとも後何年かすれば大姉ちゃんがついてくるようになるんでしょうな。何時間後に東京駅の八重洲口で待ってて!なんて言い出すのかしらん!?

ソロで関東にお邪魔した時のアタクシの楽しみは、立ち食い蕎麦である。
行きたい店も、行かなきゃと思う店もたくさんあるのですが、移動にも食事にも時間が取れない時は、タイムレスな男たちの胃袋を満たす立ち食い蕎麦がいいんですよね。
さらに現在東海在住のアタクシにとって、立ち食い蕎麦は小腹が空いたから時、なんとなく食べられるものではないんです。楽しみだったらありゃしない!
っが、今日は営業日ではありませんね…。

未練がましくメニューをパチリ。
天玉そばか冷やしたぬき食べたかったなぁ~。コロッケそばも際物だと思っていたら、メンチカツそばもあるんですね。

そして人口が多いところは違うな!っと思う所!!
立ち食い蕎麦がダメなら喫茶店のモーニングがあるさ!!っと2階にある喫茶室ルノアールへ。
ルノアールと言えば東京・神奈川を中心に展開する喫茶店チェーン。
コーヒー歴史を考えると出てくるビックウェーブの話。ファーストウェーブは流通の発達によりコーヒーが一般的に飲めるようになった1960年代。日本では大阪万博で缶コーヒーが登場。セカンドウェーブはシアトル系、スターバックスやタリーズのドリップだけではなくエスプレッソをベースにしたアレンジドコーヒー。サードウェーブはスペシャリティーコーヒーに代表される、一杯一杯丁寧に入れたコーヒー。
???
君とよくこの店に来たものさぁ~。
日本では1972年には、コーヒーの飲み方、味わい方が悪いと叱ってくれるようなこだわりのマスターのいる喫茶店がたくさんあったものです。
淹れ方ならドリップ、ネルドリップ、サイフォン、エスプレッソ。
アレンジドコーヒーならアイス、ウインナー、フロート。
サードウェーブコーヒーってのは、日本発祥なんじゃないかしらん!?

そんな訳で日本の喫茶店の原型を残すルノアールは大好きである。
ちょいと急いでいたものでスポーツ新聞は撮りませんでしたが、新聞雑誌は各種取り揃えております。
ルノアールも時代の波に押されて、分煙になりましたが、電子タバコ喫煙可能なテーブルに喫煙ブースは残されています。
もうちょっとしたホテルのラウンジって感じになっていますね。

着席いたしますと、お水とおしぼりのサービス。

たとえ60円プラスでも、ドリンク代だけじゃなきゃ”モーニング・サービス”とは言わん!っと思う愛知県気質…。

さて肝心なドリンクは何にしましょう!?
アタクシはベーシックなものが好きなので、ルノアールブレンド一択なんですが、次回はビターブレンドにしようかしらん!?
そうメニューが多い訳じゃないんですが、注目するのはソフトドリンクですわな。
コカ・コーラ、ガラナ!?そして”昆布茶”。昆布茶があるのは良いとして、価格がコーヒーより100円も高い!いろいろ考えれば当然の値段設定なのだろうが…。
昔々のその昔。バブルの香りが残っていた頃。まだまだ朝まで遊んでいたアタクシが明け方入ったお店で「女の子はこのドリンクしか飲みません。一缶3千円です。」っと言われ、「そこのコンビニで箱ごと買ってこい!」っと言った覚えがかすかにあるが…。近い物がある気がするのは…、人間がまだ出来上がってませんな。未だに「そこのコンビニで缶ごとを買ってこい!」っと言いたくなってしまいます…。
まだまだ「何かが見えて」来そうにないですな…。
めしばな刑事タチバナ(19)・第220ばな・昆布茶

喫茶店は、その空間と雰囲気にサービスを買っている訳だから…、昆布茶一杯の値段だけではないんですが…、パンの最高価格と同様ってのは…、人間がまだ出来上がっておりません…。

人間の出来上がっていないアタクシにも、お店は最高のサービスを与えてくれます。
ルノアールブレンドのAセット。
砂糖にコーヒーポーション。ナプキンと塩が丁寧に並べられます。

このコンソメスープがいい仕事するんですよね。トーストにかぶりつき、胃の腑へ流し込むため一口。ポソポソとゆで卵を食べ、歯についた黄身を洗い流すため一口。塩っ気のあるコンソメスープが何気ない動作をより一層美味しくさせます。

塩の使い方は”こう!”っと後世に伝えるべくブログに残しておきます。
めしばな刑事タチバナ(14)・第160ばな・ブレッド&ソルト
画像を残すことに必死で振りすぎてしまいましたが、なんとなく”料理”っぽくなって旨かったっす。

そして日本独自のサービス。昔の日本の喫茶店のサービス。どんなに世界中の喫茶店が日本の喫茶店を真似しても出来ないサービス。
あがりのお茶。
敵が来ても空茶で帰すな!ってことなのか、もう帰ってねってことなのかは知りませんが、今や絶滅危惧サービスですな。
この日もこのサービスを忘れており、足早に店をたとうとしいたアタクシに「もう帰られますか?」っとトレーにお茶を載せたウェイターが声をかけてくれました。
無粋なアタクシは、せっかくですからとサービスを無理やりうけたんですが…。
喫茶店は空間とサービスを買うところであり、メニューの価格だけを見て「コンビニで買ってこい!」って言う奴の来るところではありませんな…、っと自分に諭しながらお店を後にしました…。

素晴らしい珈琲にサービスをありがとうございました。人間的に成長してまた来ます。

喫茶室ルノアールHP
訪問履歴
ルノアールブレンド、トーストセット@喫茶室ルノアール201902

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