定番に新しい風@やなぎつね(柳橋中央市場、愛知県名古屋市中村区名駅)

Red List Restaurant

本日は本日(2025.9.13土)は名古屋市中村区名駅、名古屋綜合市場ビルにあるやなぎつねさんにお邪魔しました。
柳橋総合市場HPInstagram
やなぎつね食べログ公式Instagram

柳橋中央市場

名古屋駅から徒歩圏内に位置する「柳橋中央市場」は、民間の食品卸売業者が多く入るビル群が集まって形成された市場です。
マルナカ食品センター(HP)や柳橋綜合市場(HP)といったビルを中心に、地域一帯の食品卸売業を営むテナントが軒を連ね、「名古屋の台所」とも呼ばれています。プロの料理人から一般客まで、食品関連を求める方々に親しまれている場所です。
かつては、市場で働く人々のために、早朝から営業する食品卸売店が中心でした。しかし、近年は地方の卸売市場が衰退していく中で、柳橋中央市場はその好立地!市場内!と言う独自のブランド力を活かして変化を遂げています。

やなぎつね

ランチやディナーを主体とする飲食店も増える柳橋中央市場ですが、朝8時から営業されるお店が出来ました!
その名も「いなり専門店やなぎつね」。柳橋中央市場に”朝”しか訪れない我が家にとっては嬉しいお知らせ。
経営は、早朝から藁で鰹を焼いている「魚柳(HP)」と同じ、株式会社一希。柳橋綜合市場の隅隅を担っています。オセロなら勝ちですな…。

セットメニュー(お弁当)

メニューは朝昼(8時~13時)の限定弁当や、お得なセットが中心。

単品

単品はいなり寿司に、豪華な海鮮が乗っていますね。

外観

この日は、朝8時でも単品注文が可能とのことでした。
まずはご挨拶代わりに、一番お手頃な「生いなり食べ比べ弁当」(756円)を注文しました。お持ち帰り袋は別売り3円。
おしぼりや箸、名刺まで添えられた丁寧な包みにホスピタリティーを感じますね。

丁寧な包みを開ける瞬間は、まるで宝箱を開けるようでワクワクします。どうもアタクシは蓋が好きでいけませんな。

実食

このお店の看板メニューである「生プレーン」に使われている油揚げは、豆腐を半生状態で手揚げしているとのこと。ふわっとした柔らかい食感が特徴です。中にはアオサを混ぜた酢飯が入っており、酢の加減は優しく、朝からでもするすると食べられる味わいでした。
プレーンは普通のお稲荷さんのはずですが…、よくわかりませんでした。酢飯にアオサを混ぜてない!ってしかわかりませんでした。
副菜は日替りのようですが、だし巻き、青菜の煮浸し、がんもどき、れんこんの甘酢漬け。
いなり寿司とも、助六弁当とも異なる、いなりの新しい風ですね。

注文はQRコードから!

QRコードから予約販売もしており、クレジットカードなどの電子決済も可能。

いなり寿司は愛知県発祥とも言われています。「やなぎつね」さんが提案する新しい「生いなり」は、まさにこの伝統に新しい風を吹かせる試みですね。
忙しい朝でも手軽に、そして美味しく食べられるこの新形態いなり寿司が、これから名古屋の新たな名物として広まっていくことを期待しています。

やなぎつね食べログ公式Instagram
052-526-9986
愛知県名古屋市中村区名駅4-15-15 名古屋綜合市場ビル内
営業:8~20
定休:不定休

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