きしめん定食が食べたい。
めん処むつみ
たまたま春日井市役所に所要があり、もっけの幸いとして訪問。
忙しい!仕事以外のことを考えたくない!満足度の高い食事がしたい!
こういう日は新規開拓をしない。
アタクシが求めるきしめん定食を、間違いなく出してくれる店を探すのである。
たどり着いたのがめん処むつみさん。
きしめん定食としては3年ぶりの訪問となるが、閉店以外は心配のないお店である。

相変わらず、ランチタイム前から大混雑。

机上の雰囲気も変わらない。
……が、スポーツ新聞は常連さんだろう先輩に持っていかれてしまった。この店ではアタクシ、まだまだ若輩者なのである。
きしめん定食は麺類定食では最安値

正直メニューを見なくてもいいんだが、一応、お品書きで、麺類の定食の中では最安値であることを確認する。
きしめん定食1,080円。そば定食と同額で、きしコロ定食・うどんコロ定食が1,180円、ざるそば定食が1,200円。
隣のページに並ぶ焼肉定食やかつ鍋定食、おでん鍋定食は1,200〜1,450円である。
やはりきしめん定食は、その店の最安値。これはどこへ行っても、そうそう揺るがない。
「ランチ頂戴」っと「きしめん定食!」は同義語なのだ。
▶ きしめん定食は愛知県民の日常食。本物の名古屋めしを角千本店で
もっとも、そうでない店もあるのですが。
▶ きしめん定食1,100円の謎を解く|尾張旭の老舗麺類食堂「竹亭」
きしめん定食

そして、安心のきしめん定食。
お櫃のご飯に、小鉢、漬物、きしめん。8年前に伺ったときと、一つも変わっていない。

ご飯は少し柔らかめになったのかな?
これも常連さんの好みなんだろうな、と思う。
小鉢の完成度の高さは相変わらず。
漬物が二種類というのも、老舗の証明であります。

油揚げのないきしめんに、コクを増す天かすを投入する。
こちらは天かすが別添えで出てくるので、好きなタイミングで好きなだけ入れられるのがいい。
定食が主役のきしめん定食
食べながら、あることに気づいた。
こちらのきしめんは、きしめんがメインではない。定食がメインなのである。
アタクシはきしめん定食を、こう食べる。具で麺を食べ、おかずと香の物でご飯を頬張り、最後に旨味の強い出汁で飲み下す。汁でご飯をいただく、という食べ方だ。
ところがむつみさんの汁は、出汁でご飯がいただける感じではない。
言ってしまえば味噌汁のかさ増し、汁物としての位置づけなのである。
これは手抜きという話ではない。設計思想が違うのだ。
麺が主役の店では、汁がご飯を呼ぶ。
定食が主役の店では、小鉢と漬物とお櫃のご飯で膳が完結していて、きしめんはそこに添えられる汁物である。
だからこそ小鉢があれだけ丁寧で、漬物が二種類で、ご飯がお櫃で出てくるのだ。
合点がいった。
▶ ご飯はお櫃で出てくる。8年寝かせた下書きの中のきしめん定食@めん処むつみ
結果、食事としての満足感が非常に高い。
この日は間食を必要としなかった。午後が丸ごと保つ膳である。
老舗和食店の風格

帰り際に庭を見る。
池に鯉が泳いでいる。
老舗和食店の風格。
流石です。
麺類食堂だと思って通っていたが、この庭を見れば、むしろ和食の店に麺類があるのだと分かる。定食が主役なのも道理であります。
店舗情報
めん処むつみ
愛知県春日井市春見町52-8
TEL:0568-81-4658
営業時間:11:00〜15:00/17:00〜21:00
定休日:月曜日
JR春日井駅から徒歩15分ほど、春日井市役所の近く
※価格は訪問時のものです。


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