ご飯がお櫃で出てくる、きしめん定食があります。
なぜか公開していなかった記事がある。
8年寝かせた下書きである
下書きフォルダの奥から出てきた、2018年6月の記録。
正直、まったく覚えていない。
写真が13枚。文章はゼロ。当時のアタクシが何を思って撮ったのかも分からない。
それでも、当時のメニューを残しておくのには価値があると思っている。値段も品揃えも店の空気も、8年経てば立派な記録なのだ。
きしめん定食を求めて、小野道風の街・春日井へ
愛知県春日井市。
小野道風(おののとうふう)の出生伝説がある街である。
平安時代の能書家で、藤原佐理・藤原行成と並ぶ「三跡」の一人。松河戸町に誕生伝説地があり、そこには全国的にも数少ない書の専門美術館「春日井市道風記念館」が建っている。
その春日井市役所の近くにあるのが、めん処むつみさんだ。

暖簾に植木。派手さはないが、いかにも町の麺類食堂という佇まいであります。
2018年6月のお品書きときしめん定食

表紙に「美味求真」。
いい言葉ですな。


定食に丼物、うどん・きしめん類、そして一品料理。
麺だけの店ではなく、和食の店としての品揃えである。これが後で効いてきます。

飲み物のページの隅に、営業時間と定休日。
昼が11:00〜15:00、夜が17:00〜21:00(オーダーストップ20:30)、定休日は毎週月曜日。
この時間、8年経った現在も変わっていません。
きしめん定食のご飯はお櫃で出てくる

そしてきしめん定食。
まず目を引くのが、左手前の黒い器。
ご飯がお櫃で出てくるのである。しゃもじ付き。これだけで只者ではないと分かる。

そして別添で天かすが提供される。
丼に最初から散らすのではなく、小鉢で別に出てくるのがいい。好きなタイミングで、好きなだけ入れられる。

もともと和食のお店なのか、小鉢が素晴らしい。
ひじきに竹の子、かまぼこ。麺屋の付け合わせという感じではない。

漬物が二種類というのも、老舗感がありますね。

きしめんの具は、かまぼこに若芽。そして葱と花かつお。
油揚げが載っていない。
……なるほど、だから天かすが付くんでしょうね。油の役割を、あちらで補う仕組みなのだ。

麺リフト。
幅広の麺が汁をしっかり持ち上げてくれます。
きしめん定食の隣は、奥様のアジフライ定食

奥様はアジフライ定食。
ご飯、小鉢、漬物、デザートのオレンジまで付く。
そして写真の左上、隅に写り込んでいる小さな手。
今ではすっかり大きくなった大姉ちゃんの、当時の手である。こういうものこそ、我が家の記録なのだ。

注目すべきは右手前。
味噌汁代わりに、うどんが付いてくるのである。
味噌汁の椀に、うどん。
麺類食堂の定食とはこういうものかと、8年越しに感心してしまった。
店舗情報
めん処むつみ
愛知県春日井市春見町52-8
TEL:0568-81-4658
営業時間:11:00〜15:00/17:00〜21:00
定休日:月曜日
JR春日井駅から徒歩15分ほど、春日井市役所の近く
※本文の写真とお品書きは2018年6月訪問時のものです。価格は当時のものですのでご注意ください。なお、お店は現在も営業されています。
▼ めん処むつみの場所(Googleマップ)
めん処むつみの訪問記録
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