天つま、さつまあげ＠憩（いこい）JR名古屋駅5・6番線ホーム202303

本日（202303）はJR名古屋駅5・6番線ホームにある憩（いこい）さんにお邪魔しました。

最近立ち食い蕎麦づいているアタクシです。もっとも名古屋駅の立ち食い蕎麦はきしめんとそばしか提供しておりません。もっとももっとも、蕎麦もきしめんもいただいてないんですが…。ヤヤコシイアタクシです。

以前は新幹線の中で酒宴を繰り広げるのが楽しみだったんですが、最近あまりそそられないんですよね。自由席を陣取り、ビール代を浮かせて、ワゴン販売を待っていると浜松過ぎてもやってこないとか、東京駅のお弁当屋さんは慢性的に混んでるし、なんと言っても昼も弁当を食っているってなもんで、やはり温かい物が食べたくなります。
だだっ広い名古屋駅を出て立ち飲み屋に行く気力も時間もない。
一時新幹線の名古屋駅を出ると、立ち飲みの世界のやまちゃんがあって、新幹線を降りたらサクッと飲んで在来線に乗って家に帰る。ってのが出来たんですが、今は昔の話である。

最短距離で、最短時間で温かいつまみでお酒を飲んで家に帰るってな野望をかなえてくれるのは、名古屋駅ホームにあるきしめんスタンドである。
ちょいと昔はホームごとに様々な店が入っていたようであるが、令和５年現在ジャパントラベルサーヴィス系の住よしさんと憩さん。JR東海フードサービスのかきつばたがある。最もかきつばたは現在休業中なので、ジャパントラベルサービス一択なのである。
名古屋駅のきしめんスタンドは、「きしめんは新幹線のホームが一番美味い」ってくらい有名であるが、在来線のきしめんスタンドは立ち飲み屋の色が濃かったようだ。これも今は昔の話であるが…。
それでも今日も在来線のきしめんスタンドは種類は少なくなったが、アルコールとおつまみの提供をしている。

そんな訳で今宵もきしめんスタンドで飲んで帰ります。

名古屋駅のきしめんスタンドはすべてジャパントラベルサーヴィスなんだから、何番線のホームでも同じだと思うんだが、とりあえず屋号の違う憩さんに向かうことにした。お酒はホッピーがあったり、つまみも種類がたくさんあった微かな記憶があったからだ。屋号が違うってのは「住よし」＝きしめんスタンド、「憩」＝立ち飲み屋だったらいいな！っと淡い期待もあった為である。

とりあえずアルコールの確認とおつまみの安否確認。
この画像は既にきしめんを食べようと思っていないですな…、我ながらいかがなものかと思う…。
恐らくどこのホームのきしめんスタンドもこのラインナップだと思う。残念に思うが時代の流れですな。

まあ名古屋のきしめんスタンドって言えばこれでしょうな。
天つま（かき揚げ天、つゆ入り、ネギのせ）。断り書きが長いですが、今どき天つまで一杯飲む人も少なくなったせいなんでしょうな。

こちらの住よしさんもかき揚げ天は揚げなおしてくれるので少々時間がかかります。
ビールの泡がちょいと下がる頃には提供されるんですがね。

断り書きがあるので説明には及ばないんですが、天つまってのはかき揚げ天に葱を載せ、きしめんの汁をかけたもの。関東でいる天抜きであり、関西で言う天吸いである。
こんなに汁が多かった覚えは無いんですが、これもサービスとしてありがたく頂く。
こちらの住よしさんも、かき揚げは揚げなおし、カリッと揚がったかき揚げを汁に浸しております。
前半はソリッドな部分の食感を楽しみ海老を拾ってみたりする、今回は汁が多いのでストレートで汁を味わったりする。中盤は天ぷらに卵を絡めすき焼き風、後半は混戦で玉子を崩しかき揚げを崩す。汁を吸いまくったかき揚げに崩れた卵で見るも無残なものをスポーツドリンクのように飲み下す。