本日(2025.12.20土)は名古屋市中村区名駅、名古屋綜合市場ビルにある魚源食堂にお邪魔しました。
柳橋総合市場HP、Instagram
令和7年の最後の買い出し
お正月までカウントダウンが始まる季節。本日は、名古屋の台所・柳橋中央市場へ早めの年始挨拶を兼ねてお邪魔してきました。
今年は日取りの関係(仕事納めが26日と早い)で来週の市場は猛烈な混雑になると予想されます。市場の喧騒は楽しいものですが、子連れで人混みはなかなか厳しい…。というわけで、我が家は今日を「市場納め」とし、馴染みのお店を回ってきました。
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先週いただいた「桃こまち」が絶品だったのでリピートを狙いましたが、「朝一で完売!」とのこと。流石の人気です。
気を取り直して、本日は鳥羽浦村の牡蠣とタラの白子をゲット。今夜は豪華な鍋に決定です。さらに明日の「今年最後の七輪」用にメヒカリの一夜干しと、なんとシャトーブリアンを調達。おせち料理も少々買い込み、準備万端でいつもの場所へ向かいます。

魚源食堂
向かったのは、もちろん「魚源食堂」。
魚源食堂の創業は大正時代。誰が何といっても柳橋界隈では老舗中の老舗。食のプロが通う本物の市場食堂です。当たり前のことが当たり前に出来る。
名古屋の「昔っから決まっとる!」ことが出来る本物の名古屋メシの店。

入店するなり、真ん中の娘にはお店の方から「茶碗蒸しありますよ!」と声がかかります。特におべっかを使うわけでもなく、どちらかと言えば横柄(?)な態度の娘が、なぜ私より気を使ってもらえるのか……。父としては不思議であり、将来が少し不安でもあります(笑)。

末娘は、外ではほとんど喋らない「コロナベイビー」世代。それでも、何も言わずとも鮪の刺身半分と茶碗ご飯のお子様ランチがスッと出てくるあたり、お店の温かいホスピタリティを感じます。

私はカウンターを眺め、今日のつまみに「かぶらの煮物(鶏団子つき)」をチョイス。 最近は家で食べる機会が減った蕪ですが、出汁が染みたそれは、しみじみと旨い。これぞ冬の贅沢、最高の日本酒のパートナーです。

そして、今年の「魚源納め」を飾る締めの一品は、やっぱり看板の焼き魚。 「鯖の塩焼き」をいただきました。もちろん、私流のこだわりで三杯酢をたっぷりかけて。脂の乗った鯖がさっぱりと引き締まり、格別の味わいでした。やっぱり炭火は調味料。ホント美味しいですな。

年末年始の営業
大将とお話ししたところ、今日は雨ということもあり客足が落ち着いている様子。年末はプロの常連さんたちが本業(商売)で忙しく、ゆっくり食事をする暇がないため、来週は営業を休むかもしれないとのことでした。
柳橋での「食べ納め」を考えている方は、早めの訪問をおすすめします。
今年も一年、美味しい魚と温かい時間をありがとうございました。 来年もどうぞ、よろしくお願いします。

食堂魚源 (名古屋市中村区名駅四丁目15番15号 名古屋綜合市場ビル内)
名古屋総合市場HP、Instagram
052-541-1801
営業:7:00頃~11:00頃(最後の常連さんが食事を終えるまで)
定休:名古屋総合市場に準ずる。
年末営業は12月27日!?28日!?まで(R6は12月28日まで)



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