本日は岐阜県岐阜市京町にある老舗蕎麦屋「更科」さんにお邪魔しました。
公式サイト:tanuki-soba.com
今年の夏はやたら“冷やしたぬき”が食べたくなって、いろいろなところで食べております。正直たぬきを注文するのは、ここでざる蕎麦を頼んで失敗すると痛いな!まあたぬきなら具も多いし少々そばが”あれ”でも美味しくいただけるな——って時なんですが、夏場の食欲がないときわさびをガツンと汁に溶かし、ぐしゃぐしゃっと具をかき回し、天かすでコクの出た汁と一緒にすすりこむってのは、やはりたぬきでしか味わえない。
昭和3年創業の老舗「更科」—東海でたぬきといえばここ
そして東海でたぬきと言ったら更科さん。もう超有名店である。

関西風暖簾。創業は昭和3年だそうである。関西で修行をされたってことなので、関西風の暖簾は頷ける。

大混雑の店内と趣ある薬缶のお茶
土曜の2時近くに伺ったのだが、列はできないまでも広い店内が大混雑していた。店員さんも何人もいるのだが大忙しであった。
テーブルに座敷があり、少人数できている方はテーブルで相席って感じである。お茶はセルフ。この薬缶が趣深いですね。


個性的なメニューたち—「おばけ」って何?
メニューを見てみましょう。「冷やし」は素麺みたいな食べ方をするタイプ。そして気になるのが「おばけ」—これは素麺で作った冷やしたぬきだそうです。


ざるうどんは懐かしいタイプ。茹で直しの柔めのうどんで、おそらくそばと同じ付け汁ですね。
東海の「冷やしたぬき」は独自進化!岐阜たぬきの衝撃

そして冷やしたぬきそば。たぬきなのにきつねも入っている。どっちかというと”ばかしあい”ってネーミングがしっくりとしそうなのであるが、大阪ではたぬきといえばきつねうどんの台をそばに変えたもの—関東で言うところの冷やしきつねだそうだから、まさに東海地区を表す”たぬきそば”なのかもしれない!
蕎麦はうどん同様茹で直し、揚げはかなりしっかり味付けがされている。そして汁がびっくりするほど濃い。関東の老舗蕎麦屋の付け汁くらい濃いのである。これはたぬきのカテゴリーを一つ増やさなければいけないんじゃないかと思われるほど独特のものだと思う。

地域別「たぬき」比較:
東京のたぬき→冷やし中華のような具
関西のたぬき→きつねの台替え
京都のたぬき→あんかけ
岐阜のたぬき→揚げ玉&油揚げ+濃い汁

かやくご飯は上品な薄味。冷やしたぬきをおかずにして食べるって作法なのかな!?なにせ東海地区で何件もひやしたぬきを食べていないのでデータが少なすぎる。また来年はたぬきそば強化月間を作り食べ歩こうかしらん!?
東海の麺類は歴史も奥も深いのである。まだまだ続く麺類食堂の旅。
店舗情報
更科
📍 住所:岐阜県岐阜市京町3-4
📞 電話:058-265-9594
🕙 営業時間:10:30〜18:00
🗓 定休日:第3日曜日




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