本日は、ちょっとした小旅行!?のお話。アタクシ、電車を乗り間違えたんです…。
本年度愛知県の最高気温をマークした日。早く電車で涼もうと電車に飛び乗ったら…、急行でやんの!!
折り返すべく降り立った駅は聚楽園駅。
「聚楽園(ウィキペディア)」
駅から見える大仏様…。
うだるような暑さの中、皆さん日陰を探して、自動販売機の影、隠れられるかどうかは知りませんが柱の陰に隠れるスマートな女性。
まあとにかく熱い!!

鈍行で折り返します。
外観は新しいが、創業70周年の老舗「扇屋」
柴田駅から徒歩8分。やっと「扇屋」さんの外観が見えました。
ネットでブックマークはしていたんですが、外観がこざっぱりしすぎてまして…、なんとなく行きそびれておりました。
しかし創業は70周年を迎えるという老舗であることを知り、ぜひ一度はお邪魔しなければと思っておりました。
なんと言っても美濃和酒店、やまだやさんが近くにありまして、なかなかお邪魔する機会に恵まれませんでした。
あと20年続くことを祈る@お食事処やまだや(名古屋市南区柴田本通)
美濃和酒店閉店202507@愛知県名古屋市南区大同町

こういうお店を、世間では「一膳飯屋」と呼びます。今や絶滅危惧種。惣菜を自分で選んで、酒を一杯やって、飯で締める。この文化が、まだこの街には生きている!あるだけで有り難い!!ですが…、やっぱり外観ってのは重要でして…。
圧巻の惣菜ラインナップ
っが!!中に入って、まず度肝を抜かれたのがこちら。
ずらりと並んだ惣菜の壮観なラインナップであります。

煮物、揚げ物、小鉢…、見ているだけでよだれが出る。もしアタクシがバブル時代の松方弘樹だったら、間違いなくこう言っていたでしょう。「その棚、全部!」と。
落ち着け、俺!この店を楽しむためには脚本が必要だ!役者は揃っている。あとは脚本だ!!
さらに奥には保冷庫。刺身に冷奴、じゃこおろしといった、冷たいツマミたちが涼しげに待機しております。

会計も温めも、すべてセルフ。これぞ自由!
ドリンクの冷蔵庫には、ビールにハイボールにチューハイ、日本酒がないかなと探したが見つからず。後に愛読する飛騨の彦爺様のブログを読むと日本酒もあるらしい。
栓抜きは冷蔵庫の横に付いている。
温めが必要なものは、備え付けの電子レンジで各自チンする。
自分のことは自分でやる!責任は自分で取る!これが「自由だぁ~!!!」

自分のペースで、自分の好きなものを好きなだけ!大人の遊び場とは、こういうものを言うものなのだ!
開戦!酢の物とさつま揚げで軽くジャブ
さて自分の思い描いた最高の晩酌を始める。
まずはタコとわかめの酢の物、そしてさつま揚げ。ビールはアサヒの大瓶で。キリッと冷えた一杯が、乗り間違えの疲れを一気に洗い流していきます。

酢の物は酢加減がよろしく、夏には何よりのツマミ。
さつま揚げには大根おろしに生姜刻みねぎ。この一手間が嬉しいのである。練り物の旨みでビールを流し込む。あぁ、たまらん。これぞアペタイザーの理想形であります。
大相撲中継を眺めながら、皿を数える
店内のテレビでは、ちょうど大相撲中継。力士たちの熱戦を肴に呑む酒の、なんと贅沢なことか。
そしてこのお店、お会計は「皿の形」で値段がわかるという、実に粋なシステムなのです。

丸皿はいくら、角皿はいくらと、皿の形で明朗会計。数えるのも楽しい。相撲を見ながら、皿を眺めながら、ポケットの小銭と相談。まだ飲めるな!っと、もう一杯♪
お天道さまに申し訳ないほど幸せな時間であります。
二回戦はとん汁と鳥のキモ
ビールのおかげで体温が落ち着きまして、こちらの名物とん汁でもいただこうって気になりました。
ということで、とん汁と鳥のキモを投入。お酒はチューハイ(Amazon)にチェンジであります。
「氷をもらえませんか?」っと声をかけたが、氷のご用意はないそうである。

とん汁は流石名物というだけあって具だくさん。汁も旨いってんだから、飯にもつまみにもなる一品。
汁物をつまみにするってのはスノッブの常套手段!粋だねって思っているのは本人だけなんですがね…。
鳥のキモの濃厚さを味わい、爽やかなチューハイで流し込む。
もう、言うことなしであります。
締めはやっぱり焼きそば。目玉焼きにはお好みソースが添えられます。
そして締め。焼きそばだけでも嬉しいのに、目玉焼きが乗っかっており、お好みソースまで塗ってあるんだから、もう言うことなしなのであります。
目玉焼きが心配だったので「これは温めて大丈夫?」っと伺うと、1分だったら大丈夫ですよ!っと電子レンジの操作を教えて頂きました。
スポーツ新聞をめくり、黄身を崩して、温かい焼きそばに絡め啜る。チューハイを煽れば、「俺、人生に勝ったな…」っと独りごちてしまうほど幸せになれます。

ソースの香ばしさ、麺のもっちり感、そして半熟の黄身が絡む幸福。これは、過去一のつまみだったかもしれない。
締めのはずが、もう一本行こうかな!?っと悪魔が囁きます。
っが、こちらもスノッブ。こんな雰囲気の店は大概お一人様アルコールは3本までってのは暗黙の了解。心得ているはずです…、多分。
この日はなんとか悪魔の囁きに耳を塞ぎ、おつもりすることができました…。
やまだやに惹かれながらも…
大満足で扇屋さんを後にし、駅まで満足感を味わいながらぶらぶら。乗り間違えから始まった小旅行が、こんなに満ち足りたものになるとは。
扇屋さん、絶対にまた来ます!!

…とはいえ、道中には「やまだや」さんがあったりする…。今日はすっかり扇屋さんに夢中になってしまい、やまだやさんには不義理をしてしまいました。
店舗情報
扇屋
創業70周年の一膳飯屋。惣菜をセルフで選び、ドリンクも冷蔵庫からセルフチョイス。温めは備え付けの電子レンジで。お会計は「皿の形」でわかる明朗会計。大相撲中継を眺めながら、心ゆくまで晩酌を楽しめる一軒です。
昼はアルコールお一人様一本まで!扇屋食堂(名古屋市南区)(飛騨の彦爺様ブログより)


コメント