本日(2018.07)は愛知県海部郡大治町長牧前田にあるえびすや大治店さんにお邪魔しました。

えびすやシリーズが始まってしまいました。
名古屋メシの一つにカレーうどんがある。私が20年ほど前に愛知県に初めて足を踏み入れたとき、「カレーうどん」の幟がやたら多い街だなって印象を持った。だいたいカレーうどんなんてもんはカレー風味の餡かけうどんって感じで、寒い日の出前で食うものってイメージがあり、夏場にカレーうどんを食べる奴なんざいるのか!?って暑い名古屋の街をふらついたものである。っが、名古屋のカレーうどんってのが結構な代物で、旨いんである。肝心のスープは、夏場でも飲んだ〆にも非常によろしいビシッとしたスパイスが利いており、鶏がらの旨みに魚節の旨みまで入っている、まさにサービス過剰の名古屋を体現したようなスープ!?ルーであり、さらに讃岐うどん全盛期の昨今では考えられない太く柔めの麺はしっかりとそのスープを纏い、香りに、物理的に鼻腔をくすぐり、官能的な旨さを実感させる。具に定義はなさそうだが、かまぼこと油揚げが入っている店が多い。この油揚げがまたカレースープによく合うのである。名古屋カレーうどんwikipedia
そんな名古屋カレーうどんの発祥は若鯱家(現本店鯱乃家)。平成の初期名古屋で大ブレークしたらしい。もともと名古屋の麺類文化は深淵である。麺と一言に言っても、うどん、そば、中華そば、きしめんに味噌煮込み(味噌煮込みのうどんは塩分が入っていない特殊な麺である。)と選択肢がある。つゆは醤油2種類、味噌2種類。出汁もきしめんにはこれってものがある。そこにカレーが加わり、新たな名物店、繁盛店が生まれ、名古屋の麺類食堂は栄枯盛衰を繰り返しさらに深いものになっていく。
関東に引っ越す前は一八暖簾会巡りをしていたんですが、たった3年東海を離れていたら結構な数の一八さんが暖簾を下ろしていました。餡かけパスタに混ぜそばおい飯と名古屋の麺類文化は進化しその深みをさらに増していっているのは素晴らしいですが、もう少しだけ流通網が、情報網がこれほど発達しておらず、名古屋”独自”の文化を保っていた頃の名古屋らしい名古屋を感じたいものである。一八(いっぱち)のれん会メモ(2016/1/3)
話をカレーうどんにもどしまして、名古屋カレーうどんの御三家と呼ばれたかは知りませんが…、えびすやは有名だったらしい。チェーン展開と言うか暖簾分け店が多数あり、現在も各店独自の歩みを続けている。平成30年7月現在、えびすやさんの箸袋の裏には栄店日進通店大治店名東店勝川店(平成30年6月)猫洞店山手通店西尾店[住吉]桑名店の暖簾分け店があると書いてあり、やはり待ったなしで伺わなければと思ってしまった次第である。

そんな訳でえびすや大治店にお邪魔しました。

大箱の店内。カウンターにテーブル席に座敷がありまして、灰皿にスポーツ新聞がデフォルトであるノスタルジック食堂である。

えびすやは各店独自の進化をしているので、こちらのお店はえびおろしが名物となっております。

メニューはこんな感じ。名古屋で昼時飲食店にはいると、何も考えず「ランチ」といえばて定食が出てくるものですが、えびすやさんはランチや定食がないお店が多いですね。

数は少ないですが、定食メニューもあり、気になったのがこちら「亭主おすすめ!しのだうどん定食」。私の拙い経験で言うと”しのだうどん”も結構レッドリスト入りしそうなメニューなんですが、数少ない定食メニューにしのだうどんをいれる亭主のセンスってすごい。

カレーうどんの名店を訪れながら、きしめんをお願いする私。現在訪問したことのあるえびすやさんは勝川店にこの大治店のみ。最初に伺った勝川店さんできしめんをいただいているので致し方がありません。えびすやシリーズは2週することにいたします…。

旨みのある汁にビラビラのきしめん。具は小松菜に油揚げ。かなりレベルの高いきしめんである。

奥さんのとりなんばうどん。青いネギが名古屋って感じである。葱を焼いてあるのが良いですね。麺の量もかなりの物。つゆもやっぱり美味しかったです。

子供はお子様セット。

重箱ってのもなかなか見なくなりましたな。

汁も麺も美味しいえびすや大治店さんでした。ご馳走様でした。


店舗情報(訪問当時)
| 店名 | えびすや大治店 |
|---|---|
| 電話 | 052-441-6588 |
| 住所 | 愛知県海部郡大治町長牧前田3 |
| 営業時間 | 11:00〜14:30/17:00〜21:00 ※当時 |
| 定休日 | 木曜 ※当時 |
| 訪問 | 2018年7月 |
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※この記事は2018年7月に旧ブログ(FC2ブログ)へ掲載したものを、記録として移設したものです。価格・メニュー・営業情報は訪問当時のものです。



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