手打そば 千種豊月(名古屋・千種区)の松月きしめん|赤汁の一杯を実食レビュー

名古屋市

本日(2025.8)は名古屋市千種区豊年町にある千種豊月にお邪魔しました。
今回も松月探しの旅なのである。
松月とは(絶滅危惧メニューNo.3)

店内のお品書きから書き起こしました。そばは生粉打(きこうち)のせいろが看板で、松月は1,100円。お店の方によると「月見そばに海苔が入ったもの」で、きしめんにも変えてもらえました。

せいろ

メニュー値段
生粉打せいろ1,000円
三段生粉打せいろ1,500円
天せいろ2,400円
三段天せいろ2,900円
海老天せいろ2,400円
三段海老天せいろ2,900円
天せいろ(デラックス・2人用)4,800円
追加の生粉打せいろ1段500円/2段1,000円

そば・きしめん

メニュー値段
松月1,100円
かけそば900円
きしめん900円
きしせいろ1,000円
地鶏そば1,100円
とろろせいろ1,100円
山かけ1,100円
のりせいろ1,100円
なめおろし1,100円
なめとじ1,100円
おかめ1,100円
海老天ぷらそば2,400円
かき揚天ぷらそば2,400円
かき揚地鶏そば2,400円
海老地鶏そば2,400円

御飯物・口取り・飲みもの

メニュー値段
海老天丼(赤だし付)2,400円
かき揚御飯(赤だし付)2,400円
天ぷら御飯(赤だし付)2,400円
御飯300円
焼きのり400円
板わさ700円
たこわさ400円
山の芋600円
わさび漬300円
漬物400円
ビール600円
お酒600円
冷酒1,100円
ゼロイチ400円
コーラ・ファンタ・ジンジャーエール・ウーロン茶各300円
お土産のかき揚天ぷら・海老天ぷら各1,900円

※2025年8月に伺ったときのお品書きです。値段は変わることがあります。

店名手打そば 千種豊月
住所名古屋市千種区豊年町15-19
電話052-711-3588
営業時間11:00〜14:00(土日祝は15:00まで)、17:00〜20:00
定休日水曜・第3火曜
席2階に広い座敷(ランチどきは行列)

※営業時間・定休日は2025年8月の訪問時の情報です。以下は、松月探しで伺った日の食レポです。

千種豊月

平日でもランチタイムには行列ができるほどの人気店で、お盆のランチタイムは当然満席。ウエイティングボードでは3組待ちとなっておりました。

千種豊月の松月

名前を呼ばれ関東風暖簾を潜り2Fの広い座敷に通されます。

千種豊月の店舗外観

2Fの広い座敷は所狭しとテーブルが並んでいるんでおり、老舗感が満載ですね。

千種豊月の訪問写真

松月はうどん?そば?きしめん?

手打ちそば千種豊月さんに「松月」というメニューがあるのは知っていましたが、名古屋の麺類食堂では、うどん、そば、中華そば、きしめんなど数種類の麺を扱うことが多いもので、うどん台があると思っておりました。しかしメニューにうどんがありません。麺の種類はそばときしめん。お姉さんに「松月の台は何?」っと聞くと「松月は月見そばに海苔が入ってます!」っと回答をいただく。松月そばというのは初めて聞きますし、スノッブなアタクシは松月は「松月」と注文したいんです。しかし、娘はそばが苦手なため、ダメ元でお店のお姉さんに「松月の台はきしめんに変えられますか?」と聞くと、快く「できますよ!」と即答してくれまし

私は花巻そば(かけそばにバラ海苔orちぎった海苔を乗せたもの)の卵入りのような松月そばにも興味津々でしたが、娘が食べられるきしめんでお願いしました。

千種豊月の松月

松月”きしめん”

松月は、海苔を松、卵を月に見立てた粋な一品。私のフィールドワークでは、白い汁(白汁)のうどんが主流でしたが、千種豊月さんで出されたのは赤い汁にきしめんという、全く新しいスタイルでした。ほうれん草と三つ葉が添えられ、見た目は美しい松月そのもの。しかし、きしめんはうどんより塩分濃度が高いため、正直なところ「松月をきしめん台にするのはどうだろう?」と一口…。

ところが、この一杯に唸らされました。さすがは蕎麦屋さん、出汁が格別です。名古屋特有のみりんの甘みがあり、上質な海苔の風味と相まって、めちゃくちゃ旨い!それでもアタクシの分類だと、花巻の卵入りにしてしまいます。やっぱり、そばの方が合う気がします。と余計なことを言うスノッブなお父さんでありました。
松月とは(絶滅危惧メニューNo.3)

千種豊月の松月が載るメニュー

蕎麦前(焼きのり、漬物)

アタクシは蕎麦前に焼き海苔と漬物をいただきました。
やっぱり海苔がまた上質で、どこで仕入れているのか尋ねたくなるほどでした。
是非焙炉(楽天市場)に入れて食べたいと思う一品でした。

千種豊月の訪問写真

生粉打せいろ

そばは、更科系のツルツルシコシコとした食感。汁は名古屋特有の味醂の甘みが強いもの。
一口すすれば「ああ、これは人気があるはずだ」と納得の美味しさです。5歳の娘がせいろを3枚も完食したと言えば、その美味しさが伝わるのではないでしょうか。

千種豊月の訪問写真

かき揚御飯(赤だし付)

そばが苦手な上の娘は、かき揚げ御飯を注文。ゴロゴロと入った小エビと、しいたけ、三つ葉が載せられた大きなかき揚げは、ご飯にも酒の肴にも最高です。赤だしに漬物がついた、いわゆるかき揚げ定食ですな。
娘が食べ散らかした天かすは、妻がもりそばの汁に入れて食べ、余すことなく味わいました。

千種豊月の松月

そば湯

結構な量の汁が提供されたので、そば湯もたっぷり味わえました。

千種豊月の松月

「嗜好品は呼称も味わいのうち」と考える私。次回は「松月ください!」とだけ告げて、お店オリジナルの蕎麦台の松月を心ゆくまで嗜んでみたいと思います。

千種豊月
052-711-3588
名古屋市千種区豊年町15-19
営業:11~14(15土・日・祝)、17~20
定休:水・第3火

▶ 愛知のきしめん定食は、こちらにまとめています。きしめん定食まとめ|愛知県民の日常食を町の麺類食堂で

▶ 名古屋の松月(板海苔と卵のうどん)を出す店は、松月とは(絶滅危惧メニューNo.3)にまとめています。

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