卵かけご飯を外で食べる|チェーン・喫茶店・市場食堂のTKGまとめ

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ほかほかの白ご飯に生卵を割り落とし、醤油をさっと一回し。 日本人にとって最も身近なファストフード、それが「卵かけご飯(TKG)」である。豊富なタンパク質やビタミンを飲み込むように食べられるTKGは、昔から「食べると元気になる」「二日酔いの朝に最適」ってな、日本の栄養ドリンクのような存在でした。

だが、この至福の一杯、海外の人々から見れば「恐怖の狂気フード」らしい。
生食の習慣がない外国人からすれば、「正気か!? 卵を生で食うなんてクレイジーだ!」となるそうだ。私たちが何気なく食べているTKG(卵かけご飯)は、日本の養鶏・流通システムによる世界トップレベルの衛生管理があってこそ成り立つ、究極の贅沢。今や寿司や天ぷらと並び、日本が誇るべき食文化の一つと言っても過言ではない。
ちなみに映画ロッキーは冒頭で生卵をジョッキで飲むシーンが有るのだが、アメリカ人は「命がけの不気味な行為」とブーイング、日本人の目には「気合を入れる栄養ドリンク」と映った、というのはおっさんしか分からない話…。

思えば、外食における生卵の歴史は古い。定食の脇役に忍ばせたり、スタミナ補給の小鉢として親しまれ、昭和の温泉旅館では朝食の定番だった。 しかし、純粋かつピュアな「卵かけご飯」が外食の主役に踊り出たのは、実はそう昔の話ではない。

決定打となったのは2015年5月。すき家が投下した「たまかけ朝食 200円」という超弩級の価格破壊だ。 世はデフレの真っ只中、TPP大筋合意で今後の物価がどうなるかとざわついていた時代だが、この200円というインパクトは驚異的だった。当然のように他の牛丼大手チェーンも追随し、「外でTKGを食う」という文化は一気に全国へ浸透していったのだ。

そして時代は巡り、令和の今。 手軽なチェーン店の朝食から、高級ブランド卵とこだわり醤油を誂えたプレミアムな専門店のTKGまで、外食の卵かけご飯は更なる進化を遂げている。

今回は、そんな魅惑の「外食卵かけご飯」の世界をたっぷりとご紹介しよう。

この10年ほど、牛丼チェーンから市場食堂、名古屋の喫茶店まで、いろいろな卵かけご飯を食べてきました。その記録をまとめておきます。
ちなみに10月30日は「卵かけごはんの日」。2005年に島根県雲南市で第1回日本たまごかけごはんシンポジウムが開かれた日にちなみます。

朝ごはん全般は 名古屋・愛知の朝ごはんまとめ、ラーメンは 朝ラーメンまとめ にあります。

喫茶店で食べる卵かけご飯 金シャチ珈琲店のモーニング
名古屋の喫茶店では、卵かけご飯がドリンク代のみで出てくる。

喫茶店の卵かけご飯|ドリンク代のみという名古屋の常識

名古屋の喫茶店では、モーニングで卵かけご飯が出てきます。しかもドリンク代のみ。県外の方には信じてもらえない話ですが、本当です。

牛丼・定食チェーンの卵かけご飯

朝食メニューの定番。安さと再現性では、やはりチェーンに分があります。

店記録ひとこと
松屋玉子かけごはんモーニング|コスパを実食朝食のコスパでは筆頭。
松屋(Wで選べる)Wで選べる玉子かけごはん / 2024年10月版卵を2種類から選ぶ方式。
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かつ庵モーニング・朝食メニューを実食|卵かけご飯レポートとんかつ屋の朝。
びっくりドンキー卵かけごはん@びっくりドンキー意外な伏兵。
鈴のれん

市場で食べる卵かけご飯

市場の食堂は朝が本番。

▶ 全国の市場と食堂は 市場めしを食べに行く|全国の市場と食堂まとめ にまとめてあります。

卵かけご飯を延々と考えた三部作

店で卵かけご飯を食べると何が起きるのか。2015年に3回に分けて書いています。我ながらよく続いたものです。

家で作るほうが、実は難しい

外で食べる卵かけご飯の話をさんざんしておいて何ですが、TKGは家で作るほうが難しい。店では卵も米も醤油も、向こうが決めてくれます。出てきたものを崩して混ぜれば、それで完成です。

家でやると全部こちらの責任になります。しかも材料が3つしかないので、ごまかしが効きません。どれか1つ手を抜けば、そのまま味に出ます。裏を返せば、3つとも上げれば確実に旨くなるという、ありがたい料理でもあります。

卵|黄身の色は餌で決まる

スーパーの特売卵でも卵かけご飯は成立します。しますが、割った瞬間の黄身の色が違う。名古屋コーチンのような地鶏の卵は、箸で持ち上がるくらい濃いのが出てきます。いきなり30個も要らないという方には、名古屋コーチンと赤卵と白卵が6個ずつ入った食べ比べセットがあります。3つ並べて割れば、色の違いは説明不要です。

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醤油|100円の投資で一番変わるところ

卵かけご飯専用の醤油というものがあります。普通の醤油より甘く、出汁が入っていて、卵の生臭さを消してくれます。3つの材料の中で一番安く、一番はっきり変わるのがここです。まず試すならこれから。
元祖は「おたまはん」。作っているのは島根県雲南市の吉田ふるさと村で、冒頭に書いたたまごかけごはんシンポジウムが開かれたのと同じ市です。関東風と関西風があり、関東風のほうがみりん控えめであっさりします。

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米|炊きたてでないと話にならない

最後は米です。卵かけご飯は炊きたてでないと成立しない料理なので、ここをケチると卵と醤油の努力がまるごと消えます。冷やご飯に生卵をかけたときの、あの悲しい感じはご存じかと思います。

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道具|結局、炊飯器で決まると思っている

材料の話をさんざんしておいて何ですが、アタクシは米の旨さは炊飯器で決まると思っています。同じ米、同じ水でも、炊く道具が変われば別物が出てきます。卵と醤油をどれだけ吟味しても、土台が緩ければそこまでです。

我が家は三菱電機の「備長炭 炭炊釜」NJ-SV06Rです。3.5合炊きのIH。2層の厚釜を備長炭でコートして、五重のヒーターで包むように加熱します。おすすめランキングを見て選んだわけではありません。

気に入っているのは、研いですぐ炊いても芯が残らないこと。超音波の微振動で吸水させているそうです。前の晩に浸水を忘れた朝でも、卵かけご飯が成立します。それだけで、我が家では十分に元が取れています。

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朝ごはんの記録もどうぞ

▶ 名古屋・愛知の子連れで行ける店は、【子連れのグルメ】に一覧でまとめています。

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