市場で鮪・鰹・石鰈刺、ダツイモ、鰻のかば焼き＠魚源食堂(柳橋中央市場、愛知県名古屋市中村区名駅)

本日(20230603土)は名古屋市中村区名駅、名古屋綜合市場ビルにある食堂魚源さんにお邪魔しました。
名古屋綜合市場ＨＰ参照。

先週は野暮用がありまして、市場をお休みしたもので、２週間ぶりの市場訪問。
めっちゃ興奮しているアタクシです。２週間と言ったら二十四節気の一つを味わえなかったんだから、取り返さなきゃいけませんな。365日を豊かに過ごす 日本の四季、二十四節気、七十二候を基本とする我が家の暮らしでは、あり得ないことをしてしまったんですから！！
そんな訳で本日は真ん中だけ連れて柳橋中央市場へ。
台風一過で市場にはお魚ありません！っとあそこそこで言われますが、いつものお魚屋さんに果物やさん、お肉屋さんに天種をかいまして、結構なお買物となりました。

この日はメゴチが無かったので、鱚と海老を購入。
真ん中海老をよりまして、今晩の天ぷらが楽しみですな。

さあ二週間ぶりの魚源さん。
真ん中は相変わらずの鮪にご飯。お父さんの趣味を邪魔して配膳されるとサクサク食べております…。

アタクシはいつものルーティーンで、本日のお刺身を伺いカウンターを物色。
刺身は石鰈に鰹って言うんで、しばらく悩んでいたら盛り込んでくれるって言うんで、甘えてしまいました。
カウンターにはダツイモがあったんで、これは食べておかなきゃ！っとテイクアウトを含め頂いてしまいました。
そんな訳で本日の一回戦。
ダツイモ、ズイキ、ステッキと呼称はいろいろあれど、里芋の茎の部分ですな。シャキシャキとした歯触りと里芋の滑らかさがあり、芋が苦手な方でもすっきりと頂ける一品。この時期愛知県に来たら是非味わっていただきたい一品。愛知県独特の食べ物ですが、愛知県民もそう食べなくなってしまい、生産農家も少なくなったってことで、もう二度と味わえないものかもしれませんよ！ちなみにアタクシは魚源さんと日の出寿しさんでしか食べたことがない。旬があるので今食べなきゃいけない一品だと思う。せっかく日本に生まれたのだから、日本の七十二候を楽しまなければならないと思う。
本日の魚源さんは観光客が沢山いまして、「ここに来たら絶対これ食べなきゃダメ！」って余計なお世話を焼きたくなるのをこらえるのに必死でした。もっともアタクシの分を確保する為お持ち帰りをお願いしてからですが…。
夏の鰹は官能的。爽やかな香りを残し、口腔の熱を奪い去ってくれます。石鰈も美味しかったっすね。
もう満足満足なんですが…。

もう一杯行くためには、焼き魚は何にしようかな！？副菜は何にしようかな！？っとカウンターを物色。
「何食べてもらおう！？」っと言う大将と暫しお話をする時間に恵まれまして。
魚源さんは大正７年創業。昔は魚屋さんだったそうだが、お米が手に入りにくい時代に食堂として立ち上がったそうだ。時代も変わり、世代も変わったが、令和の今も柳橋中央市場で商売をしてるってんだから大したもんですな。
アタクシにとっては市場での食事は栄養補給ではなく嗜好品。雰囲気にストーリーで美味い物が余計に旨くなってしまいますな！
鰻をお願いしたのは、既に気分が老舗料亭の大正時代から受け継がれた秘伝のたれってなイメージです…。

愛娘に山椒を振らせれば、この世の極楽ですわ！（当社比…）

本日もお代わりをした小食、変色の真ん中が自慢気に茶碗を二つ持ちパチリ。
いい週末が始まりました。
ご馳走様でした。

食堂魚源 
名古屋市中村区名駅四丁目15番15号 名古屋綜合市場ビル内 
http://sougou-shijou.co.jp/
052-541-5415
201801より 
7:00頃～11:00（最後の常連さんが食事を終えるまで）
営業日：名古屋総合市場に準ずる。 
年末営業は１２月２７日！？２８日！？まで（R5は１２月２４日まで）